母を連れて総合病院へ行った時のお話です。
その病院は、コロナが5類になって以降、マスクは任意。
風邪症状がなければ着けなくてもOKという方針です。
広い待合室では、マスクをしていない患者さんも普通にいますし、医師も着けていない。
当然、マスク未着用について病院側から注意されることもありません。
その日もいつものように、待合室で本を読みながら静かに待っていました。
すると、品のいいマダムが登場。
「マスクは持っていますか?」もちろんマダムはマスク着用。
あまりに唐突で、一瞬意味が分からずフリーズ。
すると間髪入れず、もう一度。
「マスクは持っていますか?」
「あ……車に置いてあります」と答えると、
なんと自分のバッグからマスクを取り出し、差し出してきました。
あぁ、はいはい。
これは“親切”という名の指導ですね。
「いえ、結構です。車にありますし、風邪症状もないので着けていません」と言うと、
「今はインフルエンザが流行っているから」と、正義のマニュアルを振りかざしてきます。
……まだやる?
「風邪の症状はありませんし、マスクは任意ですよね😊」
と、できるだけ大人の対応をしてみました。
マダムは首をかしげ、納得いかない顔。
まるで“理解できない人”を見るかのような目でこちらを一瞥し、その場を去っていきました。
不思議ですね。
周りを見渡せば、マスクをしていない人なんていくらでもいるのに。
でも、そういう人達……特に年配のおっさんには、なぜか声をかけない。
選んでるよね?
言いやすそうな相手を。
それにマダム。
あなた、ちゃんとマスクしてますよね?
なら、あなた自身は守られてますよ。
まさかとは思いますが、「自分が安心したい」より「他人をコントロールしたい」が勝ってません?
はじめて遭遇しました、マスク警察。
実在するんですね。
しかも、病院公認でも何でもない、ただの一般市民バージョン。
勉強になりました。